
子どもが胃腸炎にかかり、嘔吐を続けていて脱水症になるかも!と不安になったことはありませんか?
長女と次女が通う保育園では、感染性胃腸炎が大流行しています。
先日は登園した園児は園内の半分。ただの風邪の子もいたようですが、これまでにない流行りっぷり。
しかも今回の胃腸炎は下痢よりも嘔吐がひどいという厄介なもの。
育休中の我が家は感染拡大を防ぐために、先週3日間子どもを休ませました。
うつるときはうつるんです
どこのおうちよりも手洗い、うがいは徹底して一緒に頑張っている、と私は思っていました。なので「我が家は大丈夫」と根拠もない自信を持っていたのですが、つい長女も感染!
保育園にお迎えへ行ったときが嘔吐直後。すぐに帰ってシャワーあびさせて。車で病院へ向かっている途中にもまた嘔吐。
この格好では受診できないと思い、一旦家へ逆戻り。もう一度きれいに着替えて、車の中も可能な範囲できれいにして再度出発。
無事に受診。
嘔吐しているときに口から水分をとったら嘔吐を引き起こしてしまうので、吐き気止めの座薬を入れてもらって終了。
吐き気は落ち着いてきたけど、水を飲むことすらできなくて唇も渇いてきて、顔は真っ青。トイレにも行かない。
からだの中にはおしっこになる水分もないってことなんですよね。
どんなに手洗い、うがいを子どもと一緒に頑張ってもうつるときはうつるんだな、と改めて思いました。
手作りポカリで回復へ
そこで、以前、小児救急のミニ講座で教わった経口補水液の作り方を思い出したのです。
経口補水液というのは、電解質と糖質の配合バランスを考慮した飲み物のこと。
有名なのはOS1やポカリスエットなんかですよね。これが家で作れるなんてすごい。
嘔吐や夏によく聞く脱水症などは、からだの中にあったナトリウムや電解質が不足していたり、バランスが崩れている状態。
こういうときに経口補水液を摂取することは、からだにとっても優しく、回復する一歩!
ただ飲ませるタイミングを間違えると、嘔吐をぶり返してしまうので注意が必要です。
私が作った経口補水液=ポカリの作り方
水 1リットル
塩 小さじ 1/2
砂糖 大さじ 3
レモン 大さじ 1
(レモンは絞ったものでも、ポッカレモンでもOK)
大人にとっては少々飲みにくさもあるんですけど、実際子どもに飲ませてみるとすんなり飲めました。体調悪いからおいしいもおいしくないも関係なかったようですが。
レモンはいれなくても経口補水液としては十分ですが、入れた方がさっぱりしておいしいです。自分で作れば甘さはもちろん、レモンの調整もできて一番飲みやすいポカリができます。
これを飲むことで唇の渇きも徐々によくなり、トイレにも行けるようになりました。何よりぐったりして横たわっていたが自分で起きてテレビを見たり、話したりして元気を取り戻してくれたことが、ほっとさせてくれました。
まとめ
嘔吐を繰り返して脱水になったときのポイント。
それは脱水を防ぐためには水分を摂取させるタイミングが重要なんです。
嘔吐が落ち着いてきたら、まずは経口補水液をスプーン1さじあげてみてください。
5分くらい様子をみて、嘔吐する様子がなければもう1さじ。
それを何回か繰り返して、大丈夫なようであれば脱水になることは回避されます。
がぶがぶ飲ませてしまうと、胃はびっくりして当然のことながらまた嘔吐してしまいます。
この1さじ1さじというのが難しいようであれば、再度受診して点滴をしてもらった方がいいと思います。
我が家は胃腸炎になった長女の他に、次女、三女がいます。
次女、三女もいる中で受診するのもようやく。ポカリを買いに行くことは諦めていました。
でも、手作りで作れることを思い出せて、胃腸炎が重症化しなくてすいました。
なんでも手に入る今の時代ですが、家にあるものでも簡単に作れることを知っていれば慌てて買いにく手間も省けていいですね!
ぜひ、あなたも試してみてください!!
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