
年末年始は大掃除や年越し・新年の準備で、世のお母さん・お父さんは大忙し!
でも、子供も小学生くらいになるといろいろとお手伝いをしてくれるおうちも多いのでは?!
大忙し過ぎて、なかなか子供との時間を作るのも難しいかもしれませんが、ここは絵本TIMEでちょっと一息!
今回は子供と一緒に年越しが楽しみになるような絵本、おすすめしたい5冊を紹介します。
パパッと読むための目次
年末に読み聞かせしたい絵本おすすめ5選!
①ばばばあちゃんのおもちつき
作・絵 さとうわきこ
出版社 福音館書店
伝統文化 ★
食べ物 ★★★★★
物語 ★★★★
知識 ★★★
今は少なくなりましたが、昔は年末には各家庭でお餅をついて、お正月の鏡餅等も手作りしていました。
私が小さい頃から大人気のばばばあちゃんシリーズ!
ばばばあちゃんシリーズにも餅つきの話があるんですよ~^^
本格的にやるなら臼と杵でつきますが、この絵本ではばばばあちゃん流として家庭でも再現しやすい方法が描かれています。
いろいろなお餅が出てきて、どれもおいしそう!
注釈なども書いてありますので、子供が「やってみたい!」と言ったものから順に作ってみてはいかがでしょう?!

②からすのそばやさん
作・絵 かこさとし
出版社 偕成社
伝統文化 ★
食べ物 ★★★★★
物語 ★★★★
知識 ★★
大人気の“からすのパンやさん”の続編です!
からすのパンやさんの子供のうちの1匹、オモチ君が成長し登場するお話し。
大人になったオモチ君が散歩をしていると、ハッサクおじさんのそば畑を見つけました。
オモチ君はハッサクおじさんにそばのつくり方を教えてもらいました。
とてもおいしいそばだったので、オモチ君はそのそばを出すお店を始めましたが…、お客様の要望でどんどんメニューが増えていきますよ!

③十二支のおはなし
作 内藤麟太郎
絵 山本孝
出版社 岩崎書店
伝統文化 ★★★
食べ物 ★
物語 ★★★★★
知識 ★★★★
神様が動物たちに「新年の挨拶に来た12番目までの動物を、順番にその年の王様にしてあげる」と言ったのは年末のことでした。
子供のころにきっとどなたも聞いたことのある、十二支が決まるまでのお話し。
改めて読んでみると、動物の順番や性格に、なるほど~と思います。
十二支に、なぜ猫は入っていないのか…?
最後まで読んでのお楽しみです。
④ソバの絵本
編 俣野敏子
絵 平野恵理子
出版社 農文協
伝統文化 ★★★
食べ物 ★★★★
物語 ★
知識 ★★★★★
大晦日に欠かせない年越しそば。
実はそばは、栽培する上でも食べる上でも、とてもすごいパワーを持っているんです!
でも普通の野菜と違って、そばってどうやって育つのかあなたは知っていますか?
この絵本は栽培から食べるまで、歴史など、様々な面からそばについて学べます。
見開き1ページにつき1テーマで描かれているので、子供の興味の向くことから気軽に読むことができます。
もちろん、大人も一緒に勉強できて、とてもおもしろいです。

子供の興味関心をより深く掘り下げてくれるので、かなり読み込んでいる長女にはたまに感心させられます(笑)
⑤12月のえほん
監修 長谷川康男
出版社 PHP研究所
伝統文化 ★★★★
食べ物 ★★
物語 ★
知識 ★★★★★
この絵本では、特に大掃除・クリスマス・大晦日を大きなテーマとして書かれています。
それ以外にも、年賀状を書くことや餅つきなど、今は薄れつつある日本の伝統文化を丁寧に解説してくれ、大人も知らないだろう知識がたくさん載っています。
漢字には全て読み仮名がふってあるので、子供も読みやすくなっているので、ひとりでも読み進めていくことができます。
子供と一緒に読んで、ぜひ大人も一緒に年末のさまざまなことについて学んでみませんか?
さいごに

子供向けの絵本でも、読んでみると大人でも勉強になることが書いてあることってけっこうありますよね!
特に、年末年始は日本古来の習慣なども多いものです。
子供が小学生くらいになると一緒に絵本を読むことが減ったな…、という方も、ぜひこの機会にお子様と絵本に向き合ってみてはいかがでしょうか。
ぜひ、絵本を通して素敵な年末・年始をお迎えください!!