
6歳にもなると、こんな歌も当然のように歌えるようになった長女。
つられてわけもわからず一緒に歌う次女。
それを聞いてにこにこしながらパチパチする三女。
新たな年になるお正月は、子供にとってもなんだかとても楽しいことで、待ち遠しいものですよね。
日本にはお正月ならではの習慣が多くありますが、現代では親の私たちも
「なんとなく習わしだってことは知ってはいるけれど、意味までは…。」
という事も多いのではないでしょうか。
そんなママ必見!
子供向けの絵本からも結構学べることがたくさんあるんです!
この機会に、読み聞かせをしながら一緒にお正月の知識を得てみませんか?
今回はお正月に読み聞かせたい絵本5選(3歳・4歳・5歳向け)をご紹介します^^
パパッと読むための目次
お正月に読み聞かせたいおすすめ5選!
おせちいっかのおしょうがつ
作・絵 わたなべあや
出版社 佼成出版社
物語 ★★★
知識 ★★★★
食べ物 ★★★★
神様 ★
お正月には欠かせないお節料理。
その一品一品をキャラクターに仕立てて描かれた絵本です。
大家族のお節一家はとても賑やかで、一昔前の日本の大家族のような雰囲気があります。
裏表紙の内側は、お節の名前と由来が解説してあり、知識も身に付くので、子供と問題を出し合いっこしながら読み進めるのも楽しいポイント。
この絵本を読むと、今度のお節は何から食べようかな~、と思いをはせてわくわくします。
お正月さんありがとう
文 内田麟太郎
絵 山本孝
出版社 岩崎書店
物語 ★★★★★
知識 ★★
食べ物 ★★
神様 ★★★
この絵本はあやちゃんとおじいちゃんのやり取りが温かい1冊です。
晴れ渡ってキリっと清々しい新年の雰囲気や空気、家族みんなで新年を迎えられる嬉しくおめでたい気持ちなど、お正月だからこそ感じるものが多く描かれています。
この絵本によると、来年の話をすると鬼が笑うらしいのですが…、ご存じでしたか?
おしょうがつ おめでとう はじまりの日!
文 ますだゆうこ
絵 たちもとみちこ
出版社 文渓堂
物語 ★★★★
知識 ★★★★
食べ物 ★★★
神様 ★★
猫のみ~みの視点で、あまねちゃんのお家のお正月についてのお話しが描かれています。
物語と一緒にお正月の知識もたくさん紹介されており、その知識も子供向けに短い文章ながら結構深く解説してあり、大人にとっても勉強になるものばかり!
ぜひ、子供と一緒に何回も読んでほしい1冊です。
どんぶらどんぶら七福神
文 みきつきみ
画 柳原良平
出版社 こぐま社
物語 ★★
知識 ★★★★
食べ物 ★
神様 ★★★★★
庶民の神様として親しまれてきた七福神。
その7人の神様を全て知っていますか?
この絵本は、七福神を1人ずつ、リズミカルな文章で紹介されていて、大きな声で読み聞かせしたくなります。
七福神の神様を通して、人が昔から何を願っていたのか、どういったことに幸せを感じていたのかということを考えられます。
また、切り絵で描かれた絵も味わいがあり素敵です。
おめでとうおめでとう
文 中川ひろたか
絵 あおきひろえ
出版社 自由国民社
物語 ★★★★
知識 ★★★
食べ物 ★★
神様 ★★
なんと言ってもカラフル!
クレヨンや水彩・油絵具等による、子供がかいたようなタッチで描かれていて、どのページもとてもかわいらしい絵です。
話は短いものの、新年の清々しい気持ちや雰囲気が伝わってきます。
最後のページには1月がどんな月なのか、日本の習わしから他国の言葉まで、ちょっとしたお勉強ができるようになっています。
絵本とともに楽しいお正月を!
絵本って絵の雰囲気が気に入ったなど直観的なことから手に取ることが多い気がしますが、あなたはどうですか?
その選んだ絵本が物語が楽しいだけでなく、ちょっとした知識まで書かれていたら、読んだ後の満足感が増すこと間違いなし!
お正月は日本の伝統文化を身近に感じられる時期です。
ぜひ、子供と素敵な新年が迎えられる読みごたえのある絵本が見つかりますように!