
アクアブルー、スカイブルー、インクブルー、ターコイズブルー・・・
ブルーにはいろいろありますが「明月院ブルー」はご存知でしょうか。
梅雨の時期の鎌倉は、あじさいの風景が印象的。
あじさい三大名所のひとつ、明月院では日本古来種の「姫アジサイ」で華やぎます。
戦後に植えられて以降増え続け、今では約2500株ものあじさいが咲き誇り、鎌倉では「紫陽花寺」と呼ばれています。
そんな明月院のあじさいは、咲き始めのときの淡いブルーから成熟した深いブルーに移り変わります。
それが「明月院ブルー」。
深く鮮やかであり、引き込まれてしまうような独特で魅力的な青です。
ブルーって小さいお子様も大好きな色ですよね。「好きな色は?」と聞けば、女子ではありますが、我が家の長女はだいたい「青」と答えます。
晴れれば空の青に連動し、雨ふりには水滴を装飾とする「明月院ブルー」あじさい。
そんな「明月院のあじさい」の魅力を動画や画像とともに、開花状況や混雑状況待ち時間なども合わせて紹介します。
去年見に行ってきましたので、こちら↓の記事もあわせてどうぞ!
>>明月院2018!今が満開のあじさい見てきました!!混雑回避は朝いちばんがおすすめ
その他見どころまだまだたくさん!
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パパッと読むための目次
明月院のあじさい2019!基本情報
まずは基本情報からご紹介しましょう!
開花時期 6月上旬~6月末
見ごろ 6月中旬
時間 明月院の開場は6月は8:30~17:00
(通常9:00~16:00)
会場 明月院
住所 神奈川県鎌倉市山ノ内189
アクセス
【電車・モノレール】
- JR横須賀線 「北鎌倉駅」下車 徒歩9分
- 江ノ島電鉄 「鎌倉駅」下車 徒歩22分
- 湘南モノレール江の島線 「富士見町駅」下車 徒歩29分
【車】
- 横浜横須賀道路 朝比奈IC
- 横浜横須賀道路金沢支線 金沢自然公園IC
- 横浜横須賀道路 港南台IC
駐車場 なし
※最寄駅周辺には有料駐車場あり
拝観料 6月は大人500円 小中学生300円
問い合わせ 明月院TEL0467-24-3437
明月院の紫陽花 見頃はいつ?
見ごろ 6月中旬
ちなみにちょっと前ですが、長女がまだ生後9か月のときのもの↓


つぎに「明月院のあじさい」の見どころについて紹介していきます!
明月院のあじさいの見どころ
音楽がなんとも渋いですが・・・
鎌倉石の参道では恵みの雨を受けてあじさいが多い茂っています。高さもありますね。
下から見上げるあじさいも迫力満点です。
動画でご覧頂いている「明月院ブルー」、いかがですか。とっても惹かれてしまいます。
満開になってから時間がたってだいたい6月半ば以降にこのようなブルーになります。
15秒あたりに映る丸窓「悟りの窓」とあじさいの組み合わせもなんとも趣深いものがあります。19秒らへんで映る金魚との赤と明月院ブルーとのコントラストも素敵です。
古くからの日本の建物や石畳、竹林とのコントラストも美しいです。
あじさいの色は、湿度や土壌の酸性度で花の色が変わります。
明月院の条件が豊かなブルーを引き出しているのですね。
また明月院の「姫あじさい」は、もともと雪国のあじさいなので強くてしなやかな枝振りをしています。エレガンスとフェミニンな姿から、そのような名前がついたということです。
花弁の集合体が葉よりも長くそびえて、美しさや生命力のアピールをしているようにも見えます。
湿度もあるのであじさいには定番のかたつむりも見れたらラッキーですね。
37秒で登場するのが「花想い地蔵」。
花想い地蔵さんはあじさいを抱えていました#鎌倉 #北鎌倉 #明月院 #あじさい #花想い地蔵#ファインダー越しの私の世界#写真好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/pszlU9IHL8
— みっきー (@comet2400g3) 2017年7月9日
手元に季節のお花が盛られます。この時期は「明月院ブルー」のあじさい。ネックレスも同系色で飾られています。人気のお地蔵様です。

明月院の条件が豊かなブルーを引き出しているのですね。
明月院に行ったら見ておきたいポイント
◆明月院の丸窓「悟りの窓」
明月院のもうひとつの名所。
本堂(紫陽殿)にある美しき円形の窓です。
悟り、真理、宇宙などを表現しているということです。シーズンによって見える景色が変わります。
◆うさぎとかめのオブジェ
うさぎとかめのオブジェもところどころ見られます。

それでは気になる混雑状況です。できるだけ避けてゆっくりみるためには・・・次にご紹介しましょう!
混雑状況は?混雑回避して待ち時間の短縮はできる?
見ごろの時期の混雑状況です。
- 6月中旬~下旬は天気がよければ平日週末かまわず混雑
- 開門30分前からお昼くらいまでおよそ300mの待ち行列ができている
- 入場まで1~2時間待ち、入場制限がかかることも
- 駅から列ができ、明月院まで2時間かかること。
- 週末は車両通行止めあり
混雑を避けるとしたら
- 閉門1時間前、16:00くらいに入場
- 朝一なら開門の1時間前に到着しておく
- あえて雨天の日にする
階段も多いので、足元には気をつけてください。
こちらも見てみて!
「花菖蒲」
あじさいの時期には花菖蒲も満開となります。明月院の花菖蒲はおよそ3000株。
動画のように夢のような幻想的な水辺が続きます。
通常ですと、会場の後庭園は入場できませんので、貴重な機会です。比較的ゆっくりと観覧できそうです。
花菖蒲
入園料:500円
鎌倉の明月院
奥のお庭の菖蒲がきれい
追加で入場料かかるけどその価値あった!人も少なかったし pic.twitter.com/xsrKXxQ19q— 涼華 (@taikotataki0802) 2017年6月10日
明月院付近でのお食事は?
あじさい期間は混雑するのでお店は予約をいれておくのがおススメです。
私のおすすめは北鎌倉駅前にある「円」。
円の様子はこちら鎌倉観光!散策コースのおすすめは?子供も次第でアレンジの利くのはこれ!!にありますので、どうぞご覧ください^^
白鷺池の桜も、散りはじめました。今日が限界か…。本日のお昼、お席に若干の余裕あります。御来店お待ちしております。 pic.twitter.com/XFIm362MS5
— 北鎌倉 円 (@horikuni28) 2018年4月1日
さいごに

梅雨といえばジメジメと快適でなく、困る大人も多いですよね。
ですが、小さい頃は雨の日にしか使えない長靴や雨合羽を着ることができたり、雨に濡れた風景も情緒深く、なんだかワクワクしていたような思い出がありませんか。
あじさいは恵みの雨あってこそ、豊かに咲いていくお花です。
そんな「あじさい」に特化したお寺があるのは嬉しいですね。
なかなかお出かけしたくない梅雨の時期ですが、期間限定の「明月院ブルー」美しいあじさいを見にお出かけしませんか。
きっと大人にとっても子供にとっても、特別感のある体験になるはずです。