
と言っても気になるのが新幹線の子供の料金。何歳からかかるか知ってますか?
一緒に乗る人の組み合わせによっても料金は変わってくるんです。ややこしいと言われる新幹線の子供料金についてまとめてみました。
パパッと読むための目次
子供料金は何歳から?
6歳であっても保育園や幼稚園に通っている未就学児であれば無料、12歳でも小学生であれば半額、という計算に。
中学生になったらもう大人料金!!電車での旅行は子どもが小さいうちに出かけた方がお財布にはやさしいですね。
例外は?
組み合わせによって料金が変わってくるのがややこしい理由のひとつ。そこでいろいろな組み合わせで紹介していきます!
①大人1人未就学児2人
大人1人につき未就学児=乳幼児2人までという決まりがあります。

つまり大人1人と未就学児2人がいたら大人料金1人分ですみます。
乳幼児というのは0歳~6歳までの小学校に入る前の子ども=未就学児のこと。
②大人1人未就学児3人

大人1人に未就学児が3人だと、子ども1人分のこども料金がかかります。
つまり大人1人と子ども1人分の料金。
③大人1人、小学生1人、未就学児3人

大人1人、小学生1人、乳幼児3人だといくらになると思います?
大人1人につき未就学児2人でした。それは小学生にも当てはまって、小学生1人に対して2人の未就学児となっているんです!!
つまり大人料金1人分、こども料金1人分で行けちゃいます。
なかなかこういう組み合わせはないかもしれないですけど、子どもの多い家庭にはとても魅力的だと思います!
④未就学児だけ
かわいい子には旅をさせろって言うけど、子ども=未就学児だけで行く場合はどうか。

これはこどもの人数分の料金がかかります。
料金の考え方、難しいようで意外と簡単なんですね!
基本は小学生からこども料金はかかるんですけど、組み合わせによっては未就学児でも料金がかかるってことがわかりました。
我が家の例
私の実家は秋田県なので新幹線に乗っての帰省がほとんど。去年、家族が増えたので今年は初めて5人での帰省。構成は夫、私、長女(5)、次女(2)、三女(6ヶ月)。

これでいくと大人料金2人分ですむんですけど、さすがに大人2席に子ども3人膝の上って難しい、というかきつい!
ということで、長女の分の席もとりました。未就学児だけど席が必要な場合もこども料金を払わなければいけないんです。
つまり大人2人分料金と子供1人分料金が必要ってこと。ちょっと高く感じる気もするんですが、きつきつの中イヤイヤされる方が大変ですからね~。
新幹線の切符とは
新幹線に乗るには2枚の切符が必要になります。それは乗車券と特急券。特急券というのは自由席の券や指定席の券のこと。
必要になる切符
指定席・・・乗車券、指定席特急券
グリーン券・・・乗車券、指定席特急券、グリーン券
グランクラス券・・・乗車券、指定席特急券、グランクラス券
基本、こども料金として半額になるのは乗車券と指定席特急券のみ。グリーン券やグランクラス券はこども料金設定がないんです。なので大人料金と同じ料金を払って乗ります。
グリーン席っていうのは昔からあるので、乗ったことがある人も多いと思います。指定席よりちょっと豪華ですよね。
グランクラス席はグリーン席よりさらに豪華で、飛行機でいうファーストクラスに値する特別席のこと。座席の前後の間隔がひろいだけでなく、設備も豪華なんです!!

飛行機にはこども料金はある?
飛行機では無料扱いになるのは2歳まで。3歳以上はこども料金になります。ただ新幹線ほどの割引サービスはないので、ほぼ大人と同じ料金と考えていいくらい。
た、高いですね。。。
遠くに旅行するなら可能な限り、新幹線を利用した方がお得かもしれないです!
新幹線のおすすめの座席
子どもがいる場合、車両の中でも最前列の席がおすすめ。
最前列だと少しだけスペースが広くとられているのでベビーカーを折りたたんで置けるのがメリット。子どもたちが動き回っても前の人がいないわけだからちょっと安心できます。
また、後ろに行けば行くほど声が前の方に響いちゃうので、前の方に座ると声のうるささも少しは減ってくれるはず!こどもは静かなところに限って騒ぎたいものですからね。
席を選べるなら自分たちはもちろん、周りの人もゆっくりくつろげるように気配りできるといいですね!
赤ちゃんがいる場合、大事なのはオムツ換え。どの新幹線でも多目的トイレがあります。オムツ換えシートの近くの車両だと安心かもしれません。
静かに過ごすには
できることなら静かに過ごしたい!そんなママの思いを組んでくれる持ち物をご紹介します。
おすすめの持ち物
・食事やおやつ
・レジャーシート
・DVD、スマホ、タブレット
絵本は迷路とか間違い探しとか自分で考える、探すような内容が飽きることがないのでおすすめです!ミッケやウォーリーを探せなんかいいですね!!
レジャーシートは床に敷いてゆっくり過ごすのもよし、ピクニックみたいに楽しむのもよし、とにかく「いつもと違う」感があればこどもにとってはすごい魅力になりますよ!

避けたい持ち物
それでは、できるなら避けたい持ち物をご紹介します。「これいいじゃん!」って思っていたものが、案外失敗談になっていたかもしれませんよ~!?
・匂いの強いお菓子
DVDやスマホなんかは普段でもいざってときに大活躍してくれますよね。新幹線の中では話声ですら気にする人は気にします。音が出るものを使うときは必ずイヤホンを使ってくださいね。
新幹線の中は密室空間になるので匂いも気をつけたいことの1つ。スナック菓子はけっこう匂いきついときがあるので、食べるお菓子も選んだ方がいいですよ。
ぐずったときは?
まずはデッキに出てみましょう。車内を簡単に探検して歩くのも面白いかも!席にいるときとはまた違った雰囲気だし、混んでいなければ少し走って遊んでみるのも子どもにとってはいい気分転換になりますよ!
車内販売を買ってみるのも普段では味わえないドキドキ感もあっていいかもしれません。
さいごに
ちょっとややこしいこども料金。ぜひ、自分の場合はどうか当てはめてみてください。それでも悩むようであれば窓口で相談してみるといいですよ。
新幹線の種類によっては指定席しかないもの、3列シートのないものなどもあるので気をつけて席を選んでくださいね!
楽しい旅行にするには行きの新幹線の中での過ごし方でだいぶ変わってきます。窮屈な思いをして子どもがイヤイヤMax。着いた時には親も子どももぐったり・・・なんてせっかくの旅行がもったいない!
子どもがいるだけで「うるさいな」と眉をひそめる人もいるのでできるだけ空いている車両を選んだり、前の方の席を選んだりしてみてください。混んでいるときに限らず、ちょっとした配慮しだいでまわりの印象も変わってきますよ!
ぜひ楽しい旅行になるといいですね!