「子どもが産まれたら学資保険にはいらないと!」ってよく聞きません?CMでもやっているし、お金が増えるらしいから入った方が得かもしれない。
実際に子どもが産まれるタイミングで学資保険や自分たちの保険を見直す人が多いです。初めて学資保険を検討するひとは何をどうしたらいいのか悩んで当然!!
では学資保険とはなんなのか。検討している人必見!!メリット・デメリットをまとめてみました!!
学資保険とは?

生命保険の1つなんですよ~。「学資」とついているのは目的が「子どもの教育資金」だから。
銀行の利率が今はとっても低いですからね。保険会社に預けて銀行よりも受け取る金額を増やすことができるものなんですね。「こども保険」と紹介している保険会社もあります。
絶対に入らなければいけないものではないんですよ~。家庭によって貯蓄も違うし、保険を支払う余力も違う。ただ、確実に貯められるようになるので効率的な貯金になります!
保険料を支払って、子どもの入園や入学のタイミングでお祝い金が出るタイプのものもあるのは魅力的ですよね。だって、幼稚園の入園のときには制服や体操着を用意しなくちゃいけなくて、大きな出費がかさみます。同じようなことが小学校、中学校でも言えるからお祝い金が出るのはありがたい限り。
なんだかいいことがあってお得感があるけど、実際にいいことばかりなのかな?と思いません?
「保険」というのは保険会社が出している「商品」なんですね。どんなものを買ったって、必ずメリットとデメリットはあります。
例えば高いダイソンの掃除機を買ったけど、今までの掃除機よりはましではあるけど使っているうちに吸引力は下がってきた、とか。これは我が家だけかもしれないですけど。
なので保険会社が出している「保険」という商品にもメリット・デメリットというのはあるんです。それでは次にメリット・デメリットについてまとめてみました!!
学資保険のメリット
・確実に貯められる
・生命保険料控除の対象になる
・万が一の場合保険料の支払いが免除される
・銀行よりも利率がいい
・無駄につかわないよう、自由につかえないお金にする
これはとにもかくにも「自分でお金が貯められない人」に向いています。口座から自動引き落としされるので、積み立て貯金をしているイメージ。
生命保険料控除の対象にもなるので、税金も抑えられるメリットがあります。
「学資保険とは?」のところでも説明した通り、契約者となる人(例えばお父さんやお母さん)が亡くなったり、重度の後遺症がる状態になったときには、保険料の支払いが免除されます。免除されても、子どもの教育資金が必要になったときには受け取れるって、銀行の積み立てではできないことですよね。
また、この不景気のなか銀行の利率は微々たるもの。保険会社にお任せせておけば銀行よりはいい利率で戻ってきます。
学資保険のデメリット
・資金が自由に使えす、長期間使うことができない
・保険会社が倒産したら確実に全額戻ってくるかはわからない
・途中解約すると戻ってくるお金は少ない可能性が高い
・景気に左右される
不景気が続いたり、保険会社が倒産したりすると、納めた金額より少ない金額で手元に戻ってくる可能性があります。これはかなり困りますよね。
保険会社が倒産したら、それをカバーするよう国が制度を整えているけれど100%保証されているわけではないので、不安は残ります。
また、学資保険に限らず保険というのは長期間預けておくことなので、その間支払った保険料というのは自由に使うことができないんです。銀行だといつでも出し入れできるのにそうはいかないのが難点。
もしどうしても必要になった場合は、支払った金額より少ない額で戻ってくることがあります。これではせっかく貯めてきたのに、すっごいショックですよね。
景気に左右される、というのは景気がよくなったときのこと。保険は「インフレに弱い」って言われてるんです。保険の利率がよかったはずなのに、金利が上がったことで保険の利率の方が低くなるなんて損した感じになっちゃうのが悲しいとこ。
こういったメリット・デメリットを踏まえて加入すべきかどうか、検討してみるといいですね。
気をつけたいこと
もし学資保険に入るなら
・毎月必ず支払いができること
・何かトラブルがあったとしても引き続き最後まで払い込める金銭的余力があること
・無理のない金額に抑えて、足りない分は貯蓄で補う
こういったことを気をつけたいポイント。
「学資保険が払えず結局貯金を切り崩して生活してます」なんて言ったら意味ないですから、自分たちで支払える範囲で保険を選んでください!
そのためにもまずはライフプランを見直すことをおすすめします!
・この先、子どもが増えたら・・・
・パートしたいけど、そのときの子どもの受け入れ先(保育園など)はあるのか・・・
・親だけでなく、子どもたちは健康か
いろいろ問題は尽きないですよね。そのためには
・家計の見直し
・収入を増やす計画
・将来の支出の見直し
など対策を練っておくことが大事です。
さいごに
学資保険は絶対に入らなければいけないものではないのです。十分な貯金があればあえて保険に入る必要なないですし、投資や株など自分で資金を運用できるのであればそれでお金を増やしてもいいと思います。お金の勉強にもなりますしね!
その家庭によって、家族構成も違いますし財政状況も変わってくるので、一概にここの保険がいいよ~と言えないのが事実。
最近だとほけんの窓口や保険のビュッフェなど身近なところで相談できる場所はたくさんあります。自分にはどういったものがあっているか、ぜひ相談して検討してみるといいですね。
学資保険は出産予定日の140日前から契約することができます。加入期間によっても金額が変わってくるので、ぜひ早めに相談してみるといいですよ。
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