
そんなときどうしたらいいかわからずあたふたしちゃう新米ママ、たくさんいると思います。
私も長女が生後3か月のときに熱が38度を超えて上がってビビってしまい、ネットで検索しまくって、慌てて夜間救急に駆け込んだことがありました。
そこで、地域の小児救急講座で小児科の先生に「赤ちゃんの発熱」について聞いてきました。
パパッと読むための目次
赤ちゃんの平熱は高めだけど何度から発熱って言うの?
基本、赤ちゃんの平熱は高く37.5度前後と言われています。大人より少し高めですよね。
でも、赤ちゃんは環境温(エアコンの近くにいて体温が下がる、熱いお風呂につかって熱が高くなる、というようなこと)に左右されます。
なので、まずは自分の赤ちゃんの平熱がどのくらいであるか知っておくことがポイント!
平熱というのも朝起きた時、昼寝のあと、夜寝る前などでもだいぶ変わってくるので、そこも大まかにこれくらい!というの知っておくことが大事なのです。
うちの次女はもうすぐ3歳になるのにいまだに平熱は37.0度と少し高めなんです。37.5度くらいあっても意外と平気。
逆に36.3度が平熱の長女は37.0度になっただけで結構ぐったり。一概にこの体温で発熱!とも言えないのです。
だいたいの平熱はわかったけど、実際には何度以上あると心配?
まずは平熱より高い状態か。そして37.5度前後より高いか低いか。
あと、ミルクやおっぱいの飲みはどうか。あやすと笑うか。うんち、おしっこはきちんと出ているか。
などなど、いつもの赤ちゃんと比べてみて違って見えてくることがあるかもしれません。
一番近いのがお母さん、そうママなのです!
平熱より高いこと、そして普段の様子と比べてちょっとでも気になることがあれば心配していいのです。
熱が上がったり下がったりすることがあるのは心配ない?
前に書いた通り、赤ちゃんは環境温に左右されるもの。また、夜熱が上がってたのに朝起きてみたら低くなってる、という経験をしたことがあるママも多いはず。
泣いただけでも体温を上昇させることができる赤ちゃん。熱が上がったり下がったりすることはよくあること。
ただ、そういった環境要因があまり関係なさそうなのに上がったり下がったりして心配するようなら病院へ行ってみよう。
熱が出るとき、ぶるぶる震えて寒そう。温めてあげた方がいい?冷やしてあげた方がいい?
ぶるぶる震えているときというのは、熱がこれから上がってくるときの症状のひとつ。
なので寒がるようなら温かい格好にするとかして温めてあげて、特にそういった様子もなければそのままで大丈夫!
ただ、赤ちゃんはそういったことが言えなくてどうしたらいいかわからないですよね。
そんなときはまず、おでこと手足を触ってみてください。
おでこが熱くても手足が冷たければまだまだ熱は上がってくる途中。
手足が温かくぽかぽかするようなら、熱はピークを達している証拠。
涼しくしてあげたり、冷えピタシートなどつかって冷やしてあげるのもひとつの方法です。
夏くらいの格好で様子をみても大丈夫なんですよ~。
熱が出て何日くらい続くと心配した方がいい?
2~3日は様子をみて大丈夫です。
3日たっても熱が下がらないようなら風邪などの病気以外に別の問題がないか調べる必要があるかも!
なので、病院に行ってどういう状況だったのか話してしっかりみてもらうことがBestです。
ここが一番知りたい!発熱で救急を受診する目安は?
「ママたちが救急に行った方がいい、と思ったらそれはもう救急!」なのです!!
一番近くにいるママこそ、赤ちゃんのことをよく知っているんです!
ママたちがそう思ったら救急に行ってOK。
そこで、赤ちゃんの状態を診てもらって先生のお話を聞いて大丈夫なら大丈夫だし、これは大変!というなら大変だし、そこでママたちも学んでいけばいいんです。
長女が3か月のとき、38.0の熱が出て救急に行きましたが・・・ただの風邪!ということで鼻水の薬や痰が出やすくなるような薬をだしてもらって
「特に心配はないですよ。明日心配ならかかりつけのお医者さんにみてもらってください」
という結果で終わりました。
でも、そのときのほっとしたあの安堵感と言ったら!!
ここで「これくらいなら大丈夫なんだ」というのを学びました。
でも、その1回だけですべてわかったなんてことはないです。
そのあとも何度もあって、そのひとつひとつの経験から「これくらいなら大丈夫」というのを学んでいきました。
子どもの成長で親も成長するってこういうことなんだ、と改めて実感しました。
さいごに
熱が出た!どうしよう、どうしよう!!とパニックになってしまいそうですが、大事なことは赤ちゃんのことをみてあげること。
目だけでなく、触ってみて、その前の状況をおもいだしてみること。
それだけでも対処法はわかってくることもあるはず。
赤ちゃんはまだ自分のことを言いたくても言えない、というのが親としてもやきもきしてしまいますよね。
でも、一番近くにいるのはママ、そう、私なんです。
普段何気なく接していても、いざっていうときは赤ちゃんのことを一番わかってあげられる存在なんです。
赤ちゃんの思いを代弁するってことは難しいようで、一番伝えられるのはママなんです。
そう思ったら「あ~、なんかちょっと重いよ~」という人もいるかもしれませんが、大事な大事な我が子だからこそ、できることは親としてしてあげたいですよね。